『capeta』アフレコ取材

参加者
＜監督＞三沢 伸（「頭文字[イニシャル]D」First Stage監督）
＜平勝平太役（小学生篇）＞安達直人
＜安藤　信役（小学生篇）＞滝原祐太
＜鈴木茂波役（小学生篇）＞宮本侑芽

　講談社『月刊少年マガジン』連載中の『capeta（カペタ）』が、10月4日より、テレビ東京系にて毎週火曜日夕方6時から放送が開始される。9月9日に某スタジオで行なわれた第3回目のアフレコ中に、監督の三沢伸氏および物語前半の小学生編でメインキャラをつとめる3名からコメントをGET！
　幼い時に母を亡くした平勝平太（たいらかっぺいた・通称カペタ）という主人公を演じる安達直人くんは、「カペタはすごく明るくて、負けん気が強い奴です。アフレコの楽しいところは、ユニークな監督さんたちとか、いろいろな人たちが暖かい目で見守ってくれたりするところです。難しいところは、カペタはいろいろな表現をしたりして、その表し方が難しいです」とコメント。そんなカペタの幼馴染の鈴木茂波役を演じる宮本侑芽ちゃんは、「楽しい事は今のとこ無いけど、難しいとこは、茂波は表現が難しいです。優しいとこもあって、強いとこもあるし、悔しがるとこやすごく怒ったりするから。だけど頑張るし、本当は良い人だなと思う」と、難役へのやりがいを語った。そして、茂波に恋をし、いつも一緒にいるカペタをいじめる安藤信役の滝原祐太くんは、「楽しかったところって言うのは、正直、今のところ無いんですよ（笑）。大変なところはアニメの独特の息使いとか、アニメをやるのは始めてなので難しいところがあります。最初はカペタの事をいじめている部分があるんですけど、徐々にカペタに協力的になったというところが、やっぱり本当はいい奴なんだな、というものを感じます」と思いを語ってくれた。監督・三沢伸氏は、「もうバッチリです。すごく自然にやって頂いて。ちょっとアニメ特有の芝居も要求しているのですが、いつもやっている役者さんとは一味違う子供ならではの雰囲気が出ているので、とても嬉しいです。小学生篇はカペタと同じ年の子が一所懸命頑張って声を作って演技をしてくれているのが一番の見どころだと思います。また曽田先生の原作が非常に魅力的です。アニメでは、カートが走っているシーンにも注目して頂きたいなと思います」と、その自信を語った。
　レーシングカートをメインにしているだけあって、男の子向け作品のような印象をもあるが、じっさいには、小学生の可愛い恋を織り交ぜ、心が温かくなる部分が女の子視聴者からも支持を得るだろう。オープニングテーマは、“タッキー＆翼”の今井翼が、エンディングテーマは今年メジャーフィールドに登場したBAZRAが、作品を引き立てる。三沢監督曰く、「映像も音も音楽も時間をかけて作っているので、是非放送を見て下さい。」と語っているように、レーシングカートの世界を存分に熱く描いた『capeta』を見逃さずにはいられないだろう。

テレビ東京『capeta』　公式HP（プレオープン中）
原作者・増田正人　公式HP
エイベックスモード　公式HP