やさしい、なつかしい、あたらしい。
- エヴァ、ラピュタ、ハルヒ、ガンダム - 伝説のアニソンを北欧の美メロ・プロデューサーが華麗にジャズ・アレンジ! ~ 世界のトップ・アーティストがアニソンを美メロ・ジャズにアレンジ! ~ 鉄腕アトムの誕生から46年、今やクール・ジャパンの象徴にまで発展した日本のアニメ。『プラチナ・ジャズ 〜アニメ・スタンダード Vol.1〜』では世界中のアニメ・ファンの涙を誘った名曲を、スウェーデン出身の美メロ・ハウス・プロデューサーであるラスマス・フェイバーと、同国最高峰のジャズ・ミュージシャンたちが最先端のヨーロピアン・ジャズに再構築。世界初、世界基準のアニメ・ジャズ・カバー・アルバムが遂に登場します! ~ 「乙女ハウス・ブーム」の火付け役、そのルーツはアニメにあり? ~ ラスマス・フェイバーは、その美しいメロディが女性リスナーを魅了し「乙女ハウス・ブーム」の火付け役。そんな彼の音楽に強い影響を与えていたのが、実は日本のアニメでした。『オネアミスの翼』の坂本龍一や『マクロスプラス』の菅野よう子に傾倒。見る者の感情を揺さぶるドラマチックなメロディの極意を学んでいました。つまり、今作は彼にとって日本への恩返しと言えるアルバムなのです。 ~ ファンタジー、ロボット、新旧傑作アニメの名曲を集めたベスト盤! ~ 『プラチナ・ジャズ』では、ラスマスとアルバム・プロデュースを手掛けるサトウユズル氏が選んだ100曲以上の候補曲をベースに最高峰の楽曲をセレクト。結果、『新世紀エヴァンゲリオン』『天空の城ラピュタ』『機動戦士ガンダムSEED』『凉宮ハルヒの憂鬱』と、誰もが知っているビッグ・タイトルの名曲が集結。「ベスト・オブ・ベスト」な内容となっています。さらにファンの視点を大事にしながら「日本独特の旋律の素晴らしさを最大限に引き出す」をテーマに現地スウェーデンで数ヶ月かけて各曲のアレンジを決定。日本アニメ屈指の名曲が「スウィート」「キャッチー」「ロマンチック」なジャズへと見事に生まれ変わりました。 ~ スウェーデン国内の凄腕プレイヤーを巻き込んだビッグ・プロジェクト! ~ 参加ミュージシャンには、ラスマスが「ビル・エヴァンスの再来」と絶賛するジャズ・ピアニスト、マーティン・パーソン。ベース、ドラムに名門クラブ・ジャズ・レーベル、COMPOST所属のクープ、ラスマスの大ヒット曲「Ever After」「Are You Ready」のヴォーカルを担当した歌姫エミリー・マクイーワンが参加。また、彼の父親であり、スウェーデンでグラミー賞を獲得したこともあるサックス奏者、グンナール・ベリィステーンや国内の凄腕音楽家たちが集結。結果、スウェーデンのトップ・ミュージシャンを巻き込んだ空前のビッグ・プロジェクトに発展しました。 ~ 何と『交響詩篇エウレカセブン』の吉田健一氏がアートワークを担当! ~ アルバムのアートワークには、ジブリ在籍時代は『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『もののけ姫』などに参加、さらにフリー転身後に『交響詩篇エウレカセブン』『OVERMANキングゲイナー』と話題の作品のキャラクター・デザインを担当している人気アニメーター、吉田健一氏の参加が決定!コンセプトは、『「星の海のように煌めく街の灯り」それを一望する丘の上で朽ちたピアノを弾く女の子、楽譜が風に舞う…その風を受けて彼女はとても気持ちが良さそうだ…』 最高のアートワークが完成しました!! 『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・ザ・エピック・プロジェクト プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード Vol.1~』 プロデュース:ラスマス・フェイバー アートワーク・イラストレーション:吉田健一 2009年11月25日発売/全18曲収録/税込2,500円 <収録楽曲> 1. ハレ晴レユカイ(「涼宮ハルヒの憂鬱」より) 2. ハッピー☆マテリアル(「魔法先生ネギま!」より) 3. Genesis of Aquerion (「創聖のアクエリオン」より) 4. 星間飛行(「マクロスFrontier」より) 5. 水の証(「機動戦士ガンダムSEED」より) 6. コスモスに君と(「伝説巨神イデオン」より) 7. 君をのせて(「天空の城ラピュタ」より) 8. そらのむこう(「ひぐらしのなく頃に解」より) 9. 時の記憶(「僕の地球を守って」より) 10. Thanatos - If I Can't Be Yours - (「新世紀エヴァンゲリオン」より) 11. オネアミスの翼(「オネアミスの翼」より) 12. 光の天使(「幻魔大戦」より) 13. リンゴの森の子猫たち(「スプーンおばさん」より) 14. 炎のたからもの(「ルパン三世 カリオストロの城」より) 15. ガーネット(「時をかける少女」より) 16. DOLL(「ガンスリンガー・ガール」より) 17. 空へ…(「ロミオの青い空」より) 18. VOICES(「マクロスプラス」より) - ラスマス・フェイバー・コメント- 僕の音楽生活はジャズから大きな影響を受けてスタートしたんだ。僕の父親はジャズ・ミュージシャンで、幼少の頃からジャズを聴いていて、結果ジャズ・ピアニストになった。それと同時に、のちに僕にとって非常に大切な存在となったアニメ作品と子供の頃から触れ合ってきた。僕が幼稚園にいたときに「風の谷のナウシカ」を観たんだけど、それは本当に大きな出来事だったよ!その後「オネアミスの翼」「もののけ姫」「マクロスプラス」「アキラ」などの日本アニメ作品に多大な影響を受けてきた。最近の作品では「ガンダムSEED」が素晴らしい作品だったよ! 日本のアニメ音楽には、夢だったり、より高い目標だとか、ゴールに向かって進む目的のようなものが含まれているような気がするんだ。そして人の中の純粋さを守ろうと努力する、美しさのようなものが表現されているとも思う。曲そのものが、アニメ作品からインスピレーションを得て作られたものだからだろうね。 僕はそういった夢のある音楽に惹かれてきたんだ。だから今回、日本のアニメ音楽をジャズでカバーするという企画が立ち上がったとき、凄く嬉しかったんだ!企画がスタートしたときから、僕はこのアルバムをジャズ・ファンにもアニメ・ファンにも聴いてもらえるようなものにしたいと思っていたんだ。長い期間いろいろ話し合ったし、今のような形に至るまでに時間もかかった。オリジナル・ヴァージョンに忠実でありながら、全楽曲をリアルなジャズにすることを試みた。選曲・アレンジを詰めるのに数ヶ月かけた。そして僕の故郷、スウェーデンには素晴らしいミュージシャンが沢山いる。特にジャズ。スウェーデンで録音されたジャズは、ジャズという音楽形態を最も忠実に正しく再現していると思う。だからこのプロジェクトをやるとしたら、スウェーデンのミュージシャンを使えば最高のものが出来ると思ったんだ。 ジャズ・ミュージシャンを父に持ち、幼少の頃からジャズを聴いて演奏してきた。そして「オネアミスの翼」から最近では「ガンダムSEED」や「マクロスFrontier」など、幼少の頃から様々なアニメと触れ合ってきた。だから両方のファンとして、敬意を払いながら取り組んできた。二つのジャンルを橋渡するような、溝を埋めることのできるような作品にるといいなと思って作ってきたよ。結果、アニメ音楽を、ジャズというジャンルの持つタイムレスな形式にうまくアレンジできたと思うので、僕が楽しんで作ったように、皆さんもこのアルバムを楽しんでもらえたら嬉しいな! - ライナーノーツより - 坂本龍一(『オネアミスの翼』) 久石譲(『天空の城ラピュタ』) 菅野よう子(『マクロス・フロンティア』) 鷺巣詩郎(『新世紀エヴァンゲリオン』) 大野雄二(『ルパン三世』)……etc ファンタジー/ロボット・アニメ伝説の名曲に、美しいジャズ・アレンジを施した『PLATINA JAZZ』には、そうそうたる作曲者の名前がクレジットされている。 『鉄腕アトム』の誕生から46年。今やクール・ジャパンの象徴と言われるまでに発展した日本のアニメ。その躍進の背景には、映画や文学に比べて下に見られていた状況をひっくり返そうと、はみ出した才能たちと共犯関係を育む環境があった。YMOで活躍していた坂本龍一や、ミニマル・ミュージックから独自の音楽理論を構築した久石譲、バンド活動からアニメの世界に入った菅野よう子など、興味深いキャリアを持つ才能を登用することで、アニメ音楽はあらゆるジャンルがミックスされた極めてユニークな音楽へと発展を遂げていくのである。 そして、『Platina Jazz』を手がけるスウェーデン出身のプロデューサー、ラスマス・フェイバーもまた、少年期に『オネアミスの翼』『マクロスプラス』などに衝撃を受け、坂本龍一や菅野よう子などに傾倒。ジャズ・ピアニストからピアノ・アレンジャー、DJ/プロデュースへと移行し、シングル「Ever After」の大ヒットでハウス・シーンのプリンスとして大ブレイクを果たしたユニークな経歴の持ち主だ。 彼の曲を聴けば、その多彩なキャリアが美しくドラマチックなメロディ、ツボを押さえた楽曲構成を支えていることがおわかりいただけることだろう。そんな彼にとって『Platina Jazz』の作業は、「アニメ」「ジャズ」というルーツ巡礼の旅であり、敬愛する作曲家たちとの幸福なコラボレーションであり、日本のファンへのプレゼントでもあるという。実際、同作にかける彼の意気込みは強く、アルバムには彼が「ビル・エヴァンス」の再来と賞賛するマーティン・パーソン、「Ever After」などでヴォーカルを取ったエメリー・マクイーワン、彼の父でありグラミー賞受賞サックス・プレイヤー、グンナール・ベリィステーンなど、スウェーデンのトップ・ミュージシャンが集結する壮大なプロジェクトに発展している。また、そんな彼の熱意に動かされ、ジャケットワークには『思ひ出ぽろぽろ』『交響詩篇エウレカセブン』と数々の名作を手がけたアニメーター、吉田健一氏が担当。日本のアニメ界からも強力なサポートを得ることになった。 「原作の魅力を最大限に引き出す」をテーマに150を超える楽曲から厳選されたベスト・オブ・ベストな17曲。ファンを満足させる内容であると共に、海外の音楽家がカバーすることで、改めてアニメ音楽の持つユニバーサルな魅力が際立つ、音楽的にも重要な意味を持つ作品と言えるだろう。 宝石のように輝くアニメ・ジャズ・カバー・アルバム『Platina Jazz』。本作から聞こえてくるのは、アニメというジャンルを世界に通用する文化へと育てた音楽家たちの情熱と、その息づかいを受け取ったスウェーデンの音楽家の情熱がシンクロし、ひとつのリズムを刻んだ「瞬間の幸福」なのだ。 サトウユズル <ラスマス・フェイバー・バイオグラフィー> スウェーデン生まれのプロデューサー、ピアニスト、ソングライター、DJ。幼い頃からピアノを始め、その後ジャズ・ピアニストとしてアーティスト活動をスタートさせる。本人曰く「19歳までは一日中ピアノの練習をしていたよ」という、他のハウス系アーティストとは違うバックグラウンドからスタートしていることも、彼独特のサウンドが生まれる理由の一つだろう(ビル・エヴァンス、パット・メセニー・グループが大好きである)。 ピアニスト兼アレンジャーとして、スウェーデンのポップスやジャズ・アーチストのプロデュースなどをしていたが、友人でもあるハウス・アーティスト、S.U.M.O.のレコーディングに参加したことがきっかけで、自身でもハウス・ミュージックの制作をスタート、そして最初に完成したハウス・トラックがデビュー・シングルともなった「Never Felt So Fly」であり、いきなり大ヒットを記録。そしてハウス・シーンのトップ・レーベルとして君臨する英Defected Recordsのオーナー兼A&R、サイモン・ダンモア氏が彼のレーベルのアーティスト、Dubtribe Sound Systemのリミックスをラスマスに依頼。そして完成したリミックスを聴いたサイモンは、感動のあまりすぐさまストックホルムに飛び、ラスマスにマネージメントそしてレーベル・ディールをオファーしたという逸話も。 その後自身のレーベルFarplane Recordsを立ち上げ、レーベル第一弾であり、彼の最高作品のひとつであるビッグ・チューン「Ever After」をリリース。国内国外を問わず大ヒットを記録し、ヨーロッパにて何十というダンス・コンピに収録され、未だプレイされているという異例のロングラン・ヒットを記録。その後も自身のレーベルから「Divided/United」「Get Over Here」「Come With Me」等のシングル・ヒットを連発、日本においても「Ever After」のほか、彼のプロダクションはハウス系のみならずジャズ系DJ達から絶賛されており、2005年に日本にてリリースされた「Ever After」を含むシングル・コレクション『So Far』が、ハウス・シーンを超え大ヒットを記録。一躍日本で一番有名な海外ハウス・アーティストの一人となり、「乙女ハウス」ブームの立役者となった。 その後、コレクション・アルバム第2弾『2 FAR』や、海外の数多くの才能あるアーティストを日本に紹介する「RF presents」シリーズをヒットさせ、今年春には自身初となるミックス・アルバム『Love:Mixed』をリリースし、1ヶ月にも及ぶジャパン・ツアーを開催、キーボードそしてCDJ3台という彼独特のDJスタイルが人気を博している。リミックス・オファーも絶えず、最近ではオーケストラ・アレンジを大胆に起用したカスケイドの「Move For Me」、そしてスタジオ・アパートメントの「I’m In Love」のリミックスがヨーロッパにて大ヒット。そしてここ数年温められていたアルバムの制作は、ストックホルムにある自身のスタジオ、そしてツアーで訪れた旅先にてレコーディングされ、制作に1年以上を費やした彼にとってのファースト・オリジナル・アルバム『Where We Belong』を2008年11月に日本先行でリリースし大ヒット、ハウス・ミュージックの枠を超えて、彼が一人のアーティストとして絶大な人気を誇っていることを裏づけることとなる。そして2009年には、彼のルーツともいえるジャズそしてアニメを融合させたアニメ・ジャズ・カバー・アルバム、「プラチナ・ジャズ~アニメ・スタンダード」を発表する。
by EX_ANIME
| 2009-10-09 09:53
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