11月某日、都内収録スタジオにて行なわれていた「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のアフレコ現場に、主題歌を歌うタイで活躍するアイドル『Neko Jump』のふたりが応援に訪れました。主要キャスト3名を交え、インタビューを行ないました。
――初めてNeko Jumpを知った日本の方々に、Neko Jumpがどういったユニットか紹介してください。 ジャム:Neko Jumpは双子のユニットなんですが、2人の性格は全然違いますね。私の方がお姉ちゃんなんですけど、妹に面倒を見てもらっているような感じです。日本では、私達のようなタイ発の双子ユニットは初めてだそうですが、タイでも、双子のユニットは私達が初めてなんです。私達は2人とも日本が大好きで、歌詞にも日本語が入っていたり、日本のアニメに感化されています。そういった日本の文化を取り入れているユニットが、今までタイにはいませんでした。タイでは少し変わったユニットだと言えますね。 ――今回「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のOP/EDテーマを担当することになりましたが、初めてその話を聞いた時はどう感じましたか? ジャム・ヌーイ:最初に主題歌の話を伺った時は、とても緊張しました。でも、今まで日本のアニメでタイの音楽が使われたことがなかったので、緊張する反面、嬉しさと期待でいっぱいでしたね。「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」はキャラクターが凄く可愛いんですけど、可愛さだけじゃなくて、ストーリーも面白いんです。2人で見ていて、面白くて笑いが止まらなくなっちゃいました。私も動物に変身できたらなぁ…。 ――Neko Jumpのお二人は何度か来日していますが、日本の印象やアニメについて、どう思いますか? ジャム:日本に来るのは今回で5回目なんですけど、「もっと日本にいれたらなぁ…、また来たいな…。」っていつも思います。日本に来た時は、お寺を巡ったりします。…意外ですか?タイは仏教の国ですから、お寺には凄く興味があるんです。日本のお寺は綺麗で、魅力的ですね。他に日本の好きなところと言えば、気候です。タイは暑い国なので、日本に来ると気候が良くて、寒くても気持ちよく感じるんです。 あとは、やっぱり日本のアニメが大好きですね!日本のアニメは、とにかく可愛いんです。キャラクターも特徴的で、とても面白いです。キャラクターの声も可愛いですし、大好きです。 ――キャストのみなさんにお聞きします。今回Neko Jumpの歌う主題歌を聴いてみて、いかがでしたか? 悠木碧(御子神リコ役):この曲は、例えばお風呂に入って頭を洗ってる時とかに、気づくと口ずさんじゃう歌ですね。「あ、また歌ってる!」って(笑)。凄く可愛い曲だし、口ずさんでいて「何の曲?」って聞かれた時に自慢できます!そんな素敵な曲なんです。 佐藤聡美(御子神リム役):最初にOP/EDを聴いた時は、日本語じゃないってことが衝撃的で、斬新だなって感じました。でも、日本にはない言葉の響きや音楽が独特で、頭から離れないんですよ。あおちゃん(悠木碧)も言っていたように、私達も収録現場などでよく口ずさむので、アニメを見ている小さい子達も一緒に口ずさんでくれたら嬉しいな、なんて思いながら聴いてます。 安済知佳(御子神ナギサ役):私の場合も、初めて聴いた時に「何を言ってるかはわからないけど良い曲だな~」と感じて、アニメを見ながら何度も聴く度にどんどんはまっちゃって。ずっと頭の中でぐるぐる回ってるんです。で、本当は歌詞を口ずさみたいんですけど、何を言っているかわからないから「ふんふふん」って鼻歌なんですよ(笑)。でも、鼻歌で歌っちゃうくらい好きですね。 ――Neko Jumpのお二人が「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のように動物に変身できるとしたら、どんな動物になりたいですか? ジャム:私は、金魚になりたいです。可愛いですし、顔が…なんかジャムっぽいんですよ。だから好きです。 ヌーイ:私はウサギですね。耳が長かったり丸まっていたり、いろんな種類がいて、どの子も可愛いですよね。毛がふかふかしている所も好きです。 ――キャストのみなさんにお聞きします。11話まで収録してみての感想と、アニメの見所についてお願いします。 悠木:11話までやってきたんですが、回を重ねるごとにどんどんキャストの仲が良くなってきて、最近は笑うタイミングも揃ってきて、テンポが合ってきました。現場がとても楽しくて良い環境なので、キャストの仲の良さがキルミンずぅに反映されていると思います。アニメの見所としては、そのテンポの良さと、とにかく笑える所ですね。あと、キャストとしては、結構アドリブを自由にやらせてもらえるのが嬉しいです。アドリブを言うことで、より自分の演じるキャラクターと近くなれる気がするんです。リコとシンクロ出来る所もいくつかあって…凄く楽しいです。 佐藤:11話を通して、徐々に、キャストが個々のキャラクターを作り上げてきて、だんだん「あにゃまる探偵キルミンずぅ」の空気が出来上がってきたなっていうのを、お芝居をしていて肌で感じるようになってきました。そうして、回を増すごとに、キャラクターの魅力を伝えるシーンが増えてくるのを楽しんでいただけると思いますし、お話の方も、回を増すごとに「子供向けだからって単純じゃないな」というのを、皆さんも感じて頂けると思います。キャラクターとして見て頂きたい所は、いつも大人しいリムちゃんなんですけど、ウサギに変身する役ということで、臆病になったり、物事に過剰に反応するようになったり…と、だんだんウサギみたいな性格になっていく所ですね。でも、1つの物事に対して「私、これに力を入れる!」って決めると凄くパワフルな女の子に変身してしまう一面もあります。そういったキャラクターの新たな魅力を見つけるのも、演じている側としては凄く楽しいですし、アニメを見ている方にも同じように感じて頂けたらな、と思っています。 安済:お話が進むにつれて、キャラクター同士の人間関係が面白くなってきたり、最近はやっと探偵らしいこともし始めたので、そういう所も見所ですね。一言で探偵と言っても、私が演じるナギサや、リムちゃんリコちゃんも、それぞれが変身する動物の特性を活かして事件を推理していくので、そういった推理の様子や、探偵をしていく中でのキャラクターの成長を見て頂きたいです。 ――Neko Jumpから日本のファンのみなさんへ一言お願いします。 ジャム:ファンの方には、心からありがとうと伝えたいです。今まで、日本で日本人の方と仕事をするということを考えたことはなかったのですが、こうして、今回日本人の方と仕事が出来て嬉しく思っています。ファンの方はまだそんなにいないんですけど、コンサートの時にファンの方と接していると、嬉しくてドキドキしてしまいます。ファンがいるからがんばろう!って思えるし、ファンの方に凄く力をもらっています。実は、タイでファーストアルバムを出した時から応援してくれている日本人のファンの方もいて、今回日本版のCDを出せるようになったのは、ファンの皆さんのお陰だと感じています。そんなファンの方のために、これからも頑張っていきます! ヌーイ:私達は、自分達に関わっているレコード会社や、今回のアニメのプロジェクトなど全てに感謝しています。また日本に来て、仕事がしたいです。 ――最後に、キャストのみなさんに、「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」のPRをして頂きたいと思います。 悠木:「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」は夕方にやっているアニメなんですけど、見て頂ければ、きっとご飯を食べるのが楽しくなるアニメだと思います。あとは、道でネコが歩いているのを見て微笑ましくなったり、お友達のお家に行って犬がいたら凄く可愛がってみたくなったり、逆に、いじめてみたくなったりするかもしれない(笑)。そんな風に、動物と触れ合うきっかけになるアニメです。 佐藤:「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」は、夕方の通常の放送と、深夜に「あにゃまる探偵 キルミンずぅ+(プラス)」もやっているんですが、プラスの方ではおまけの映像もついているので、両方の時間で楽しんで頂ければと思います。本編以外の所でも、Neko Jumpさんの歌だったり、おまけの映像だったり…、楽しめる所が盛り沢山です!自分ならではのお気に入りポイントを見つけながら、ご覧になってください。 安済:このアニメは、動物の可愛さや、キャラクターの達のドタバタ劇の面白さなど、魅力的な所がたくさんあるアニメです。動物が苦手な人は動物好きに、動物好きな方は癒されるため、もっと動物の魅力を知るために見て頂けたらな…と思います。また、動物以外にも、キャラクター同士の人間関係やナギサ達の探偵ぶりにも注目して楽しんでもらいたいです。 TEXT:斉藤 碧 ◆Neko Jump(ネコジャンプ)とは? ●'06年9月にタイのRS promotionからデビューした2人組アイドル。 ヌーイ(出生名:ワラッター・イムラーポン/写真左)とジャム(出生名:チャラッター・イムラーポン/写真右)は正真正銘の双子で、'89年12月10日生まれの19歳(現在はふたりとも大学生)。 幼少期から、タイ本国でもオンエアされた数々の日本のアニメーションに触れ親しむ。 ●デビューミニアルバム『Neko Jump』に収録された代表曲「POO(プー)」では、日本の萌え文化を巧みに採り入れたPV、超キュートなルックスとピンクチェックのセーラー服という萌え系衣装、さらに、双子ならではのナチュラルシンクロナイズしたダンスとハーモニーにて、タイ本国で早々に人気を獲得すると同時に、日本のコアなタイポップスマニアたちのあいだでも当時話題騒然に。今回、Neko Jumpの楽曲が日本の作品で起用されるのは初の試み。 これまで日本のマスコミがまったくもってノーマークだった、秘蔵の「最終兵器」が満を持して日本でのメジャーデビューを飾ることとなる。 ●'07年3月と'08年3月に都内のライブハウスにて他のタイ人アイドルと共にライブを開催した実績を持ち、タイ&東南アジア関連のイベントでの来日経験も。 タイ本国でのデビュー以降ファン層を徐々に拡大し、現在では彼女たちと同い年ほどのファンも数多い。 タイでもっとも人気のあるSNS『hi5』のNeko Jumpのページには、フレンドが現在2万人以上登録されている。 ●'09年3月、日本の“カワイイ大使”ことポップカルチャー発信使(ロリータファッション界のカリスマ・青木美沙子さん、原宿系ファッションリーダー・木村優さん、ブランド制服ショップCONOMiのアドバイザー・藤岡静香さん)がバンコクを訪れた日本文化紹介事業『Kawaii Festa(カワイイ・フェスタ)』に、タイ側のゲストとして出演。日本×タイにおけるカワイイ文化の架け橋的役割も果たす。 ●'07年2月に2ndミニアルバム『Joob Joob(ジュブジュブ)』を、'08年10月には3rdアルバム『Lady Ready !』をリリースしている。アルバムごとにそのビジュアル(メイク&衣装)が大きく変化していっているが、いまもってその素顔は「ピュア」そのもの。 ◆「バンコク発アキバ行き!」Neko Jump 日本デビューマキシシングル、12/23発売! 歌:Neko Jump 発売日:2009年12月23日 品番:KICM-3198 価格:定価¥1,200(税抜¥1,143) 全6曲(新録4曲/カラオケ2曲)収録 【収録内容】 1.Poo(タイ語バージョン) 2.Chuai mad noi(タイ語バージョン) 3.プー ~カニさんの悪夢~(「Poo」日本語詞バージョン) 4.朝イチ大パニック!(「Chuai mad noi」日本語詞バージョン) 5.Poo(カラオケ) 6.Chuai mad noi(カラオケ) <購入はこちら> あにゃまる探偵キルミンずぅ 毎週月曜日 夕方5時30分~ テレビ東京系列にて放送中! にゃん!と深夜はスペシャル映像を追加した「あにゃまる探偵キルミンずぅ+」も放送! もしあなたが本当に動物になれるとしたら――? 御子神リコ、リム、ナギサは、日本のどこかにある自然豊かな神浜市に暮らしている、かわいい三姉妹。 そんな彼女たちが、ある日、偶然見つけた屋根裏部屋にあった不思議なコンパクト―― 『キルミン』と出会った時から穏やかな日常が一転! なんと可愛いきぐるみを着た3頭身の子供だったり、本物の動物だったりに変身できるようになってしまったのです――!! 『キルミン』を手に入れて動物に変身した3姉妹ですが、それをリコ・リムの幼馴染で同級生のケンとタマオに見られてしまい――?! どうする?どうなる!リコ・リム・ナギサ!! どたばたハイテンション☆ 動物×変身=かわいい3姉妹が繰り広げるハートフルコメディのはじまりはじまり! ・公式ホームページ ・公式ホームページ(スターチャイルド内)
by ex_anime
| 2009-12-02 14:39
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