速報/劇場版
「TRIGUN-Badlands Rumble-」 舞台挨拶 <2010年4月24日(土)東京・池袋シネマサンシャイン> 砂の惑星を舞台にしたSFガンアクション『TRIGUN』。TVシリーズ放送から約12年を経て、ファンが待ちに待った映画化が実現した。それが劇場版『TRIGUN-Badlands Rumble-』だ。公開初日となる4月24日、池袋シネマサンシャインでおこなわれた舞台挨拶には、主人公ヴァッシュ・ザ・スタンピード役の小野坂昌也 をはじめ、ニコラス・D・ウルフウッド役の速水奨、アメリア・アン・マクフライ役の坂本真綾、西村聡監督、原作者の内藤泰弘が登場。満員の場内を沸かせた。 「12年ぶりの復活は感慨深いですね。アフレコスタジオにかつてのレギュラーメンバーが揃った時は感動でした」(小野坂)、「懐かしいだけじゃなく、新しい面々が加わり新鮮でした」(速水)と、TVシリーズのレギュラーだった二人は感慨深げ。一方、劇場版のヒロイン・アメリア役の坂本は「12年分の思いが詰まったキャスト、スタッフの中に入るので緊張しました。でも、アメリアは今回の物語で初めてヴァッシュと出会うということもあり、気持ちをシンクロできたかな、と思います。」と語った。 「見どころは?」という質問には、小野坂が「TVシリーズ前半と同じく、痛快なマカロニウエスタンをやっているところです。音響は特にすごい。数え切れないほどの薬莢が落ちていく音が5.1chで劇場内を駆けめぐります」と、アクションシーンの凄さを強調。 また速水は「アメリアも含め、悪党の集まりのような映画なんですけど、そんな彼らが愛しいんです。特にヴァッシュの敵となる3人の悪役がすごくかわいい。大人の遊びみたいな映画です」と語った。 そして坂本は、主人公のヴァッシュではなくウルフウッドのかっこよさをピックアップ。「ウルフウッドさんとアメリアが背中越しに会話するシーンが印象的でした」と語った。 また、西村監督は「こだわった部分は多いのですが、たとえば光の描写です。水のない惑星の太陽の光ですね。12年ぶりに作るということで、いい意味で当時と変わらない映像を心掛けました」と語り、原作者の内藤は「ものすごい量の荒くれ者をデザインして提出しては、監督に失笑されました(笑)。あるシーンにまとめて登場して、ヴァッシュたちの後ろで騒いでますので、そこに注目してください。そして本筋を見逃して、映画館に二度足を運んでください」と、軽妙なトークで会場の笑いを誘いつつ、「この映画はびっくりしますよ。事件です」と熱っぽく語った。 痛快なエンタテインメント作品であると同時に、キャストとスタッフとファンの同窓会のような『TRIGUN-Badlands Rumble-』は、全国7都市で公開中。 (C)内藤泰弘/少年画報社・トライガン製作委員会
by ex_anime
| 2010-04-26 00:01
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