ドラマCD「文豪シリーズ」第2巻発売中!
酒癖の悪いヤンキー詩人に、妹萌えの童話作家!? 個性派揃いの文豪たちが繰り広げる、ドタバタな日常を描いたドラマCD「文豪シリーズ」第2巻! 天国の大手出版社。 太宰 治に夏目漱石……ここでは日本の歴史に名だたる文豪たちが、生前のように真面目に堅実に、執筆にいそしんでいる――― と、思いきや…… ネットゲームに熱中する者あり、酒を飲んで暴れる者あり、編集部から逃亡する者あり…… カタいイメージが強い文豪たちの、意外と身近でおかしな日常をドラマCD化! 天国の出版社や文豪たちの住まいを舞台に、個性豊かな彼らの交流をコメディタッチに描きます。 文豪たちに関する実際のエピソードも満載!聴けば文学史の勉強にもなっちゃう、かも? 2012年10月26日発売の第2巻には、「天然真性ヒモ体質」太宰 治(CV:櫻井孝宏)、「バイオレンスなちびっこ詩人」中原中也(CV:岡本信彦)、「静かなるエロス」川端康成(CV:小山力也)、「農業と妹を愛する文壇の異端児」宮沢賢治(CV:中井和哉)と冷酷無比な編集長(CV:近藤孝行)が登場! 好評発売中の第1巻は、「文壇のアンニュイイケメン」芥川龍之介(CV:鳥海浩輔)、「みんなの“先生”」夏目漱石(CV:藤原啓治)、「リア充幻想小説家」泉 鏡花(CV:石田 彰)、「稀代の大変態」谷崎潤一郎(CV:遊佐浩二)と新人編集者(CV:近藤孝行)編! 公式サイトでは、4コマ漫画や試聴の配信、キャストのサインが当たる各種キャンペーンを実施中! さらに、第1巻・第2巻を購入すると、8人の文豪たちが総出演するスペシャルミニドラマが収録されたCDがもらえる連動購入特典、吉本ルイス先生描き下ろしイラストブロマイドがもらえる通販特典も♪ 超個性的なキャラクターと豪華キャストが勢ぞろいのドラマCD「文豪シリーズ」。 文豪たちの知られざる人間的魅力を、たっぷりお届けします! ■商品情報 <ドラマCD『文豪シリーズ』第2巻「文豪失格」> 発売日:2012年10月26日発売予定 定価:2,625円(税込) 品番:FFCO-0064 発売元・販売元:AIR AGENCY・フロンティアワークス 権利表記:(C)AIR AGENCY・フロンティアワークス 特典: 【ドラマCD第1巻、第2巻連動購入特典】 8人の文豪が総出演するスペシャルミニドラマCD 【通販特典】 フロンティアワークスアンテナショップ:太宰 治&中原中也の描き下ろしブロマイド AIR LABEL通販:川端康成&宮沢賢治の描き下ろしブロマイド 出演 太宰 治:櫻井孝宏 中原中也:岡本信彦 川端康成:小山力也 宮沢賢治:中井和哉 編集者:近藤孝行 他 関連サイト 「文豪シリーズ」公式サイト APPLE FOREST公式サイト 収録内容:第2巻も、ますますおかしな文豪たちの日常を3つのストーリーでお届け! トラック1.文豪の一夜 行きつけの飲み屋にやってきた太宰治。執筆のアイデア出しのため、一人で静かに日記をつけるつもりが、偶然にも中原中也、川端康成、宮沢賢治と鉢合わせしてしまい……!? トラック2.文豪、婚活をする 中原の恋人探しのため、現代で流行の婚活パーティーへとやってきた太宰、中原、川端、宮沢。しかし大正から昭和を生きた文豪たちは、初めての雰囲気に戸惑うばかりで……。 トラック3.文豪、逃走中 人里離れた山奥にある宮沢の農園兼自宅に、「匿ってほしい」と太宰、中原、川端がやってくる。なんと彼らは原稿の締め切りを破って、無慈悲な編集長に追われているのだった! ここまで来ればと3人が安心したのも束の間、一本の電話が……! トラック4.キャストトーク ■キャラクター設定 太宰治「死にたい……いやむしろ消えたい……」 キャスト:櫻井孝宏さん 苦悩多き小説家。言動も外見も陰があり、裕福な実家や愛人を頼って生活しているが、そこが母性本能をくすぐるらしく妙に女性にモテる。借金を踏み倒す、二言目には死にたがるなど、一般的に見れば社会不適合者であるが、繊細で打たれ弱くどこか憎めない人物。芥川に傾倒しており、川端に芥川賞に選んでもらえなかったことを根に持っている。 代表作:『人間失格』、『走れメロス』 中原中也「フラれチビって言うんじゃねぇぇ!!」 キャスト:岡本信彦さん 酒癖の悪いヤンキー詩人。幼げな外見に反して豪快な性格で、酔うとどんな相手にも喧嘩をふっかけるが喧嘩は弱い。実は寂しがりで性根は優しいが、大勢で居ると強がってしまう。去っていった昔の恋人を想う詩を書きためるという乙女な一面も。太宰と馬が合わず、いつも因縁をつけている。 代表作:『山羊の歌』、『在りし日の歌』 川端康成「私はロリコンでもショタコンでもありません、紳士です」 キャスト:小山力也さん 風格漂うノーベル文学賞作家。無口で、周囲の空気に流されず超然としているため、何を考えているのかわかりにくい。表面的には落ち着いた紳士だが、超マイペースかつ金銭感覚が破綻している。濃厚なエロスが迸る作品を多く生み出しており、そのポテンシャルは計り知れない。 代表作:『伊豆の踊子』、『雪国』 宮沢賢治「俺の嫁が画面から出てこね……」 キャスト:中井和哉さん 山奥で農業に従事する、文壇の異端児。常に土で汚れた姿で外見に頓着せず、妹以外の三次元の女性には興味がない。オタク趣味に没頭しながら童話を編んでいる。普段は心優しく、のんびりした性格でニコニコしているが、童話に残酷な描写を盛り込んだり、逆鱗に触れると鬼のように怒り狂うため、ある意味で文壇界隈では最も恐れられている。 代表作:『銀河鉄道の夜』、『注文の多い料理店』 編集長「先生、逃げたって無駄ですよ」 ※ストーリーの進行役のため、キャラクタービジュアルはございません。 キャスト:近藤孝行さん 天国出版の日本文芸編集部編集長。どんな大物文豪相手にも容赦ない原稿の取り立てを行うので有名な、敏腕編集者。原稿をとるためには手段は選ばず、彼に捕まると天国出版本社の地下にあるという、秘密の独房に原稿を上げるまで監禁される……といった恐ろしい噂がたえない。 ■キャストコメント ──収録を終えての感想と、文豪ものという企画についてのどう思われますか? 太宰 治役・櫻井孝宏さん(以下、櫻井):僕は文学作品にあまり触れたことがないんです。でも文豪たちがどんな人生を送っていたのかは何となく知っています。 僕が担当した太宰 治もかなり激しい人生を送っていますが、この作品でもその片りんが少し見えました。また、周りの文豪たちもエキセントリックな人ばかりです。太宰に入り込んだからか、収録中、ちょっと憂鬱になりました(笑)。 文豪と言えば文字に生きた人たちですから、音声でのアプローチは斬新じゃないですか?残した作品と生きざまがキャラクターに反映されているので、アニメっぽい誇張になってますね。 中原中也役・岡本信彦さん(以下、岡本):実在した偉人に声をあてることは演じる側としては面白いですが、反面、僕でいいのかなという不安もありながら収録に臨みました。でも演じた中原中也がかわいく、デフォルメされていたのでやりやすかったです。 川端康成役・小山力也さん(以下、小山):今回登場した文豪は、僕にとってあこがれの人ばかりで、どの役もやりたかったくらい。 最近、激しい役を演じることが多いんですが、川端康成のような落ち着いた役は新鮮で楽しかったです。一見、神経質そうに見える川端さんは実はおおらかで、でも欲望に忠実です。だから僕も心のパンツを脱いで、何かもさらけ出して演じました(笑)。 宮沢賢治役・中井和哉さん(以下、中井):割と近現代の日本の文豪たちが描かれているので大丈夫かな?と。でも、こういう企画が許されるということはいい世の中なんだなと思いました(笑)。 演じる宮沢賢治が非常にピュアなので、僕の中のなけなしのピュアを絞り出して頑張りました。 編集長役・近藤孝行さん(以下、近藤):前作では駆け出しの新人編集者でしたが、今回はなんと編集長です! でも別の人であると聞いて驚きました(笑)。今回も奇想天外なお話で楽しかったです。 ──ご自身が演じるキャラの作品中での印象と、ご自身のキャラの今作での聴きどころを挙げてください。 櫻井:太宰はとことん運が悪い男だなと思いました(笑)。息抜きに酒を飲みに行ったら、苦手な人と出くわして、しかも絡まれる。こういう不幸が地味にくるんですよ。 婚活のエピソードで女性に囲まれて彼がキラキラ輝いているところは聴きどころじゃないでしょうか? 唯一のイケてる太宰です。 あとはほとんど恨み節で、鬱々としゃべっているので(笑)。まさに「失格」で、ダメな人だけど、憎めないんですよね。 岡本:中原中也は酒乱と言われていますが、このドラマCDの中でもお酒を飲んでいるシーンや酔って怒鳴っているシーンが多くて。特に太宰治に対しては当たりが強いんですけど、それも仲がいいからなのかなと思いました。 文豪が屋台で飲んでいるエピソードは面白いですね。それぞれのキャラの特徴が出ていて。 そして、まさか婚活することになるとは思ってなくて。でも文豪の皆さんは楽しんでしました(笑)。 中原中也は普段は強がったり、荒々しいけど、一人になると寂しがり屋な面を見せるところはギャップで聴きどころかなと思います。 小山:川端さんは怒らせると一番怖そうだなと。でも婚活のエピソードではおちゃめな面も見せてくれたりして、印象が変わるかも。もちろんフィクションなんですけど(笑)。 僕自身は尊敬の念を失くすことなく、でも聴いてくれる人に楽しんだり、ドキドキしてもらいたい。そんな想いの狭間で、心の中で「ごめんなさい」と謝りながら演じました。そんな葛藤がいくつか散りばめられているので、そこを感じてもらえたら(笑)。 中井:世間的な宮沢賢治のイメージは透明感があって、浮世離れしてる、そんな感じかと思います。それをこの作品では「今だったら、こんな風かな?」と僕ら側に引き寄せてくれて、彼の立ち位置をわかりやすくしてくれているのでより親しみが持てるかも。ここまで具体的に「こんな人です」と描いているのは画期的で面白いですね。妹への深い愛情もここまでデフォルメされているとむしろ笑えます。 近藤:前作では文豪さんに振り回される新人編集者の姿に、名だたる文豪の担当というのはこんなにも大変なのかと同情しました。今回は怖い編集長が締め切りから逃げる文豪を追い詰めていく様子はさながら恐怖政治で、そのギャップが面白かったです。前作と同じく文豪が締め切りに追われているのは作家の宿命なんでしょうか? また前作からここまで、すべての文豪と絡ませていただいて、楽しい体験をさせていただきました。 ──ご自身が演じる文豪の作品を読んだことがありますか? 読んだことがある場合は作品名と読んだ時の印象を教えてください。 櫻井:太宰作品で唯一、読んだことがあるのは教科書に載っていた『走れメロス』です。めっちゃ走ってて、僕も「頑張れ!」と心の中で応援しましたね。 他の作品は何だか重そうで……。例えば『人間失格』はタイトルからして暗そうだし、怖そうなので(笑)。 岡本:残念ながら中原中也さんの作品を読んだことがなくて……。お名前もずっと「なかはらなかや」と間違えて覚えていたくらいなので(笑)。宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』は読みました。 小山:僕は『雪国』、『伊豆の踊子』などを読みました。国語の教科書などで文章を目にしたり、音読したソレは美しい日本語だなと感動しました。ちなみに宮沢賢治の『雨ニモマケズ』も小学校の先生に「読みなさい!」と薦められました。 中井:『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』など読みましたが今回、演じていてカニの兄弟を描いた『やまなし』をふと思い出しました。 近藤:宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』は舞台でやらせていただいたので、印象深い作品です。 ──好きな文豪や作家、今後、登場を期待する文豪は? 櫻井:小学生の時、教科書で読んだ三浦哲郎さんの『盆土産』という作品が印象に残っています。えびフライを初めて食べた少年の話で、作中の「えんびフライ」という表現が印象的でした。 今後の『文豪シリーズ』には、二葉亭四迷や江戸川乱歩など、変わりものと言われていた作家を集めたら面白いんじゃないかなと。 振り切った芝居が得意な役者さんはたくさんいますから(笑)。 岡本:僕は本をあまり読まないタイプで。『ハリーポッター』シリーズや『指輪物語』くらいしか読んでいないので、すぐに思い浮かぶ作家といえばイギリスの劇作家のシェイクスピアですね。個人的にはホラーやサスペンスの作家を集めた文豪シリーズをやったらおもしろいかなと思います。 小山:井上ひさしさんの戯曲をたくさん読んでいるし、尊敬する作家さんなので登場して、僕が演じられたらいいですね。あとはロシア文学のドストエフスキーさんやトルストイさん。何10ページにも渡って心理描写が綴れるのがすごいなって。そんな人達をパロディにしていいのか、わかりませんけど(笑)。 近藤君がロシア語で原稿を取り立てるのをぜひ聴きたい。 近藤:ロシア語ですか? できるかなあ?(笑) 中井:僕は松本清張さん。誰が演じるんだろうという興味本位です(笑)。 ──発売を楽しみに待っている皆さんへメッセージをお願いします。 櫻井:過去の偉人と僕らは作品を通してか伝聞でしか接することができませんが、文豪自体を扱う作品は珍しいし、面白いアプローチだと思います。 今作に登場する文豪に詳しい人は「こんな描き方もあるんだな」と、大きな心で笑ってやって下さい。 シリーズが長く続くことを願っております。楽しんで下さいね。 岡本:今回、日本の文学史に残る一人、中原中也を演じましたが、他にも一度は名前を聞いたことがある人ばかりで、元々、登場する作家が好きだった方は間違いなく楽しめると思います。名前しか知らなかったという方も聴いたら「こんな人だった!」という発見ができて、より興味が湧くはずです。 楽しみながら、文豪のことも勉強できるドラマCDをぜひ聴いてください! 小山:2巻目ということで、ロングランになるのか、打ち止めになるのか、大切な1本です! 登場する文豪たちの細かい作品はわからなくても名前は聞いたことがあるという有名な人ばかりです。各文豪の人生や逸話を参考に、キャラや話を膨らませているし、各文豪のはっちゃけ具合も楽しんでいただけるはず。聴いて、人生のワクワクにつなげていただけたら最高です。 今後も末永く、文豪シリーズを愛してください。 中井:著名な文豪たちが一見、ハチャメチャなことをしているようですが、各作家を知っている人はちょっとほくそ笑んでしまう、こだわりや仕掛けが発見できるドラマCDです。またコミカルだけど、アカデミックさも感じさせる不思議な味わいを持っています。 作家の数だけ、作品を続けることが可能なシステムになっていますので(笑)、楽しんで聴いていただき、このシリーズが長く続くように応援してください。 近藤:本編のほかにキャストトークも入っていて、力也さんをはじめ、キャスト陣の爆笑トークにもご期待ください(笑)。 普段、日本文学や小説に触れる機会がない方も、例えば出演キャストお目あてで聴いてくださって、それぞれの文豪に関心を持って、作品を読むきっかけになればいいなと思います。いろいろな人に聴いていただき、自分の中の世界を広げてもらえたらうれしいです。
by ex_anime
| 2012-11-02 10:36
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