ごく“普通”でも“特別”なアニメ『半分の月がのぼる空』

　2006年1月12日に初回放送を迎えたアニメ『半分の月がのぼる空』は、ライトノベルのジャンルの中でも珍しく、ファンタジー要素もSF要素もなく、病院を舞台に純愛と“死”を描くヒューマンドラマになっている、異色のタイトルとして注目を浴びている。心臓疾患により避けることのできない死と向き合うヒロインの里香と、その里香を見守る主人公の裕一が、葛藤しながらも、自らの歩むべき道を模索しながら日常を重ねていく。ふたりが送る、ごく“普通”の日常を“特別”なドラマとして描く、青春純愛グラフィティは期待大！　原作は現在、電撃文庫より発売中、コミック版は『月刊電撃コミックガオ！』にて連載中だ。

『半分の月がのぼる空』公式Webサイト

(C)橋本紡／メディアワークス・ポニーキャニオン