『パプリカ』がヴェネチア国際映画祭に出品

今年、8月30日～9月9日までイタリアのヴェニスで開催される、世界3大映画祭のうちの一つ、ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に、日本のアニメ映画『パプリカ』が出品されることとなった。

『パプリカ』は、宮崎駿、押井守、大友克洋を継ぐアニメ監督として、海外からも高い評価を得ている今 敏（こん・さとし）が、文学界の巨匠・筒井康隆原作のSF小説をアニメ映画化したもので、制作はマッドハウスが手がける。

他人の夢に入り込み　無意識の世界をモニターすることで治療を行なう画期的な装置“DCミニ”が、ある日何者かによって盗まれる。次々と意識に進入し、夢を犯していく“夢のテロリスト”に立ち向かうべく、“夢探偵パプリカ”が悪夢の中に入っていく。

日本アニメとしては初めてコンペ出品された『ハウルの動く城』以来2度目の出品ということで期待がかかる。劇場公開は2007年お正月第一弾として、テアトル新宿ほか全国での公開が決定している。

マッドハウス　公式Webサイト
ソニーピクチャーズ　『パプリカ』Webサイト

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