07年12月12日に『Grand Finale』を発売し、20日には「月光ソワレ5」を開催したALIPROJECTさんの今の心境を直撃してきました!
---最新アルバム『Grand Finale』を作ろうとしたのは、毎年12月に行ってきた弦を中心に据えたコンサート「「月光ソワレ」をやってきた集大成ということですか? 「そうですね。今までずっと弦だけでやってきたんですけど、やっぱり最終的にはオーケストラでやりたいというのはありました。その夢を、今回実現。一つ達成感を得たことから、ひとまず一回打ち止めようと思っています。つまり、「月光ソワレ」のフィナーレ作という想いから、タイトルも『Grand Finale』とつけました」 ---出来上がった作品を初めて聴いたとき、いかがでしたか? 「最初聴いた時は、「やかましいな」って思いながら聴きました(笑)」 ---原曲と聞き比べると面白さがありますよね。 「クラシック・バージョンになったときに、原曲のイメージがあまりに強すぎるからか、「原曲の方が良い」とか、「なんでこんなアレンジになっちゃったのか」「声が違う」と、いろんな感想の声があるみたいですけど。私はまったく別のものだと思ってるんですけどね、別ものだと思って、聴いていただければと。例えば『恋する乙女』とか15年前の曲じゃないですか。確かに裏声で歌ってたり、声が細かったりとかするよう、今とは明らかに歌唱スタイルが違うので、あの通りなど歌えませんよ(笑)それにこの作品では、オーケストラに合わせた声を出しているわけです。まあ、聴き方は自由ですけどね(笑)。」 ---みなさん、原曲のイメージが強烈についちゃってるんですよね。 「皆さん、それだけ聴いて下さってるってことですよね。私なんかまったく聴かないので、たまに聴いても別の人が歌ってるみたいな感じなんで(笑)」 ---アレンジが変わってくるのは当たり前ですしね。 「今回のアレンジは、12月の『月光ソワレ5』のときの指揮者の平野義久さんがやってますけど、割と忠実に片倉さんのイメージ通りに作っていると思います。」 ---それは、片倉さんと話し合った結果なんですか? 「片倉さんが、要望をきちっと言って、その中で平野さんが自由に表現するという形です。片倉さんは平野さんのこと買っているんで、平野さんが居なかったらもっと平凡なものになってたと思いますね」 ---お付き合いも長いんですよね。 「そうですね。「月光ソワレ」が始まった頃からですから」 ---信頼し会えてるからこそ、素晴らしいものが出来ると。 「最初の頃よりも、今のほうが段々良くなってますよね。アリプロへの理解が深くなってきたというか」 ---積み重ねが、ここに結びついたんですね。 「そうですね。やっぱりこれは、アレンジのところも重要ですから。」 ---『Grand Finare』が出来上がったとき、どんな気持ちでした? 「凄く格好いい!格好いい!って聴いてました。 (笑)」 ---こういった違う表現があるのは凄く良いことですよね。 「同じ曲を色んなアレンジで歌うことって、とても好きなのです。」 ---12月20日に東京芸術劇場大ホールでコンサートを開催しましたがいかがでしたか? 「やっとね、ああいう大きいところでやれるようになりました。」 ---あの日の模様はLIVE DVDになることも決定。ALI PROJECTにとっては、初の映像作品ですよね。 「そうなんです(笑)売るのは初めてですね。」 ---発売はいつ頃でしょうか? 「2008年3月26日。その頃は、に桜が咲いていると思いますよ。(笑)」 ---LIVE DVDはフルで収録ですか? 「フルで収録していたので、そうだと思います。」 ---全部味わえるということですね。 「でも、ちょっと修正したいなとか思ったりしてます(笑)。」 ---例えばどういうところを? 「おなかの音が鳴ったんですよ。最後の曲の前にね。かなりバレてたみたいで(笑)。グゥって鳴って、私、お腹押さえてるんですよね。(笑)だから、分かったらしいんですけど。あと、『戦争と平和』で、歌いだしの歌詞を一部だけ2番を歌っちゃったりとか。そこ、どうしようかなって(笑)」 ---表現する側としては、完璧なものを魅せたいですか? 「私は、そうでもないんですけどね。歌詞を間違えようが、私が作ったものなんだからいいじゃんとか思うんですけどね。」 ---ファンの人はどうなんでしょう。 「許す人と許さない人がいるみたい(笑)これは、ライブならではとか、いう意見もあったりするんですけど。」 ---聴く側も、歌詞の意味を考えて聴いてたりしますからね。逆に自分が聞く側だったら許せなくなっちゃうかもしれないし。 「それは分かる気がするんで(笑)、なるべく間違えないようにって思うんですけど。今回は少なかったはず。」 ---『月光ソワレ』を形にするっていうことは、積み重ねてきたのを1枚にしたということですが、改めてご自分ではどんな想いを今感じていますか? 「そうですね。やっぱり、一応ここでやめると言いましたけど、コンサートをやって、やめるのはもったいないなって余計思いましたね。」 ---今後の活動も楽しみです。 「08年はとりあえずやらないつもりなので、09年に向け、もっと大きなオーケストラバージョンを出来たら良いなって本当に思ってます。」
by ex_anime
| 2008-01-13 21:28
| インタビュー
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