TVアニメ『紅』キャストインタビュー・その1
――自身の演じるキャラクターのご紹介をお願いいたします。 沢城みゆき(紅真九郎役):真九郎は、揉め事処理屋というちょっと特殊な仕事をしているキャラクターです。最初『揉め事処理屋』と聞いたときは、精神的な部分の揉め事を処理するのかなと思っていたのですけれども、どちらかというと肉体労働的な活動を今のところはしています。 戦う能力に長けている格闘系ということ以外は、どちらかというと生真面目で、ややもするとあまり特徴のないような男の子に感じますね。 普通の人とは異なる過去をバックボーンとして背負っていますが、日常では普通の人と変わらない高校生といった感じです。 悠木碧(九鳳院紫役):紫は囲われた環境で育った女の子。あるとき、いろいろな人の思いによって外の世界に出してもらって、そこで本当に信じられることを見つけていきます。紫はとにかくわがままなんですよね(笑)。お金かけられて育てられているし、それは仕方がないのかもしれませんが、真九郎もけっこう受身キャラなので、上から視線の言い方でバンバン言いにくいことも言ってしまっています。 真っ直ぐで正直な性格で、正しいものは正しいと貫き通す、小さいけれども信念を持った子です。ときどきそんな彼女をうざいと思うときもあるんですけど、でもとても子供らしく、愛らしいな子だなと思います。 升望(村上銀子役):銀子は真九郎の幼なじみ。彼のために情報屋をやっていて、彼が困っていたりするとビジネスとして必要なことを伝えます。周りの人とはほとんどコミュニケーションを取らなくて、アニメでも話すのは真九郎とだけ。しかもひと言、ふた言というのが多くて、情報もほとんど資料を投げ渡すだけ、でも銀子の気持ちとしてはビジネスライクだけではないんじゃないかな…という印象です。 ――作品についての印象をお聞かせください。 沢城:小説、コミック、アニメと展開してきて、タイトルと世界観は同じなんですけれども、それぞれ少しずつキャラクターの枝葉が異なっているんです。そんな中で、アニメは「愛しい」とか、「想う」ということが全体の雰囲気として強くあるように感じています。村松さんの素晴らしいピアノ曲や石井さんの優しい線の絵が合わさった、完成形を見るのが楽しみです。 悠木:すべての人のいい部分も悪い部分も包み隠さずに描写されているなと思います。人間らしい部分が1人1人によく描かれていて、悪い人たちでさえも、戦うことへのコンプレックス、けっして悪いばかりではない面がよく表われているのではないかと思います。 升:人間らしさが溢れている作品だなと思います。 1人1人の個性もしっかりと描かれているし、会話もとても日常的で日常会話の面白いところが随所に取り入れられています。なかでもアフレコスタジオで実際に起きたエピソードが、台本に取り入れられた……ということもしばしばありましたね。 続く・・・ TEXT:竹川慶介 『紅』公式HP ©片山憲太郎・山本ヤマト/集英社・「紅」製作委員会
by ex_anime
| 2008-03-09 10:13
| インタビュー
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