TVアニメ「アリソンとリリア」最終回アフレコレポート/その2
4月よりNHK BS-2で放送されていた『キノの旅』の時雨沢恵一の小説『アリソン』と『リリアとトレイズ』の各シリーズをアニメ化した「アリソンとリリア」がついに最終回となった。親子二代の恋物語を水樹奈々さんが演じた他、豪華キャスト陣で話題となった本作。さっそく最終回のアフレコの感想を豪華キャストと特別に 原作の時雨沢恵一氏のコメントで紹介しよう。尚、BS-2での放送に続き、早くも10月4日(土)よりNHK 教育テレビにて毎週土曜日9:25から放送が開始されるので是非観てみよう。 キャスト アリソン&リリア役:水樹奈々 トレイズ役: 吉野裕行 アリソン役(母親時代):桑島法子 トラヴァス役:森川智之 ベネディクト役:山寺宏一 フィオナ役:能登麻美子 ![]() 水樹:家族の温かさ、大切さ、そして仲間との絆…。あたりまえになってしまっている日常の中の大切なモノに改めて気づかされる作品でした。 自分の信念を貫き通すアリソンやヴィル達から本当に多くのパワーをもらいました! 吉野:誠実に生きていこうと思わされました。 桑島:人生という列車に、途中の駅から乗車したかんじ。親から子へ受け継がれていく大切なもの、愛情はもちろんのこと、人生は自分の手で切り開くものだと。そして、女は強いなと思う作品でした 森川:あまりにも話自体が壮大すぎて、ついていくのが精一杯でたいへんだったんですが、演じていくうちにだんだんと周りが見えてきて、この作品の奥深さを感じました。 もっともっといろんな視点から、ゆったりと演じたかった気持ちは多くあります。 全26話だけでは少しもったいない気持ちですね。 山寺:時代設定と、世界観に不思議なものを感じさせられます。それらは一見、身近さを感じさせながらも架空の世界を描いていて、時代も19世紀のヨーロッパを思わせる懐かしい香りのする古き良き時代と、ファンタジックな雰囲気の両方を併せ持つ不思議な世界観です。架空ではあるけれどもリアルに見え、なおかつアナログの感じがする世界ですね。ロマンチックでとてもいい雰囲気なのが印象的です。けれどもメルヘンとか、ロマンチックという言葉が似合う一方で、実際には物語の中で戦争が行われていて、そのギャップにも惹きつけられるのかなとも思いますね。 能登:“世界名作劇場”のような印象で…。世界観が大好きでした。自分の中でも縁があって嬉しかった作品です。 ――アフレコ中で面白かったこと、楽しかった、他。思い出に残ったことはありますか? 水樹:アフレコスタジオでは山寺さんに本当に良い空気を作っていただいてました♪ あと、時雨沢先生がとてもおもしろい方で…(笑)。イベントもとても楽しかったです♪ 吉野:NHKでのイベント用にビデオ収録した際、山寺さんがネタを盛り込んだメッセージで楽しませてくれて、よくその場で色々と出るなぁーと驚きました! 桑島:皆でEDの歌手の方(松本泰生さん/GOING UNDER GROUND)の歌声が、トレイズ役の吉野君の声にそっくりだと言っていたこと(笑)。 森川:途中からの参加でしたが、他のキャストの方々にあたたかく迎えられて楽しく演じられました。 山寺:1つのシリーズの中で前半と後半に分かれていて、世代が受け継がれている作品は僕自身経験がなかったのでとても印象的です。くまいさんの演じたヴィルが森川さんに代わり、アリソンも水樹さんから桑島さんへ受け継がれる。さらにその水樹さんはアリソンの娘のリリアを演じることになり、トレイズ役として吉野さんが新たに加わる。とりわけ、水樹さんと桑島さんが演じるアリソンは違っているように見えて、いい感じでバトンタッチされているのはおもしろいなと思いました。ただ、長編の原作を一気に駆け抜けてしまった感もあるので、いずれは1つ1つのエピソードを膨らませて別のお話がつくれればいいなと思うし、ぜひベネディクトとフィーの恋物語を深く掘り下げたアニメを作っていただいて、演じてみたいなと思っています。また戦闘機が飛ぶシーンのスピード感や、世界観の美しさがとても印象的なので、じっくりと見ていただけるようなスピンオフも見てみたいですね。 能登:良い現場でした!!締まる所と緩む所のバランスがとても良くて、毎回毎回濃密でした。 ――最後にいよいよ10月4日より地上波(NHK教育)にて放送がスタートしますがこれからご覧になる皆さんに一言お願いします。 水樹:子供から大人まで、楽しんでいただける作品だと思います! 飛行機でのアクションシーンは見ごたえ抜群!アリソン達の生き生きとした姿からパワーを沢山もらえます!一緒に笑って一緒に泣いて…みなさんにもぜひアリソンファミリーになっていただければと思います! 吉野:26本見てほしいです。「アリソン」も「リリア」もヨロシクお願いします! 桑島:決して派手な作品ではありませんが、いろんな人生のヒントが詰まっている作品だと思います。是非、親子でご覧になって下さい。 森川:是非、第1話をお見逃しなく! 山寺:いろんな要素が描かれている作品で、青春、淡い恋心も描かれつつ、戦争という背景の中での使命感、今の時代にはなかなかない運命のイタズラを幅広い人たちに見ていただきたいと思います。僕はOPテーマとEDテーマが大好きなんです。 作品の背景には戦争がありますが、OPの美しい映像が流れた瞬間、抵抗なくすっと作品世界に入っていける。そんなところがとても好印象に思っています。 ほかにも、いろんな要素が盛りだくさんに描かれていますので、ぜひじっくりと楽しんでいただいて、多くの方に見ていただきたいなと思います。 能登:楽しい時間を過ごして頂けたら嬉しいです。地上波になりますと、皆さんに見て頂く機会も、より増えるかと思います。一人でも多くの方にご覧になって頂きたいです。 ![]() <STAFF>原作:時雨沢恵一「アリソン」「リリアとトレイズ」(電撃文庫刊) キャラクター原案:黒星紅白 監督:西田正義 アニメーション制作:マッドハウス アニメーション制作協力:手塚プロダクション <CAST> アリソン:水樹奈々 ヴィル:くまいもとこ ベネディクト:山寺宏一 フィオナ:能登麻美子 ■NOBEL 著/時雨沢恵一 イラスト/黒星紅白 好評発売中 ●「アリソン」シリーズ 全4巻 ●「リリアとトレイズ」シリーズ 全6巻 ●「メグとセロン」Ⅰ~Ⅲ以下続刊 ■DVD ●「アリソンとリリア」DVD第Ⅰ巻~第Ⅲ巻 好評発売中! GNBA-7601~3 各¥6,825(税込) ●「アリソンとリリア」DVD第Ⅳ巻 10月24日発売 初回封入特典・時雨沢恵一書き下ろし“おまけストーリー”掲載ブックレット ・オリジナルキャラクターカード 他 映像特典:「アリソン一家の航空ショー」出演:水樹奈々、くまいもとこ他 WEB「アリソンとリリア」公式HP (C)時雨沢恵一/アスキ 関連記事
by ex_anime
| 2008-10-05 10:05
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