世界名作劇場第26作『こんにちはアン』放送決定！

日本アニメーション株式会社（本社：東京都中央区／代表取締役社長：本橋浩一）は、２００８年の「赤毛のアン」１００周年記念、及び２００９年の世界名作劇場「赤毛のアン」放送３０周年を記念誌、「赤毛のアンシリーズ」続編としてカナダで発表された「こんにちはアン」を、世界名作劇場第２６作品として、２００９年４月５日から放送する運びとなりました。

３０年前に発表されたアニメ「赤毛のアン」以来、母親、祖母の年代となったファンとその子どもとが、今では一緒に世界名作劇場を楽しむ時代となりました。「こんにちはアン」は親子が安心して見ることができ、親が子に伝えてきた物語の良さ、面白さを、素晴らしい映像表現によって伝えていくことができる作品です。


「こんにちはアン」について
本作は、カナダの著名な児童文学作家バッジ・ウィルソン（Budge wilson）が、モンゴメリ財団から依頼され、「赤毛のアン」１００周年を記念して執筆した物語です。
北米ではペンギンブックスから２００８年２月に、日本では新潮社から同年７月に刊行されました。
ストーリーは、アンがマシュウとマリラに出会う前の１１年間の生い立ちを、力強い筆至で綴った続編です。里親の元で貧しさと労働に明け暮れる厳しい生活のなかで、そのたぐいまれな想像力を駆使して希望を失わずに生きる、常に前向きで豊かな感情溢れる少女アン・シャーリーの原点を描き出しています。

アニメーション化にあたっては、人気の高い前作の物語作りを踏襲した上で、スタッフ・キャストとともに新しいアンの世界を作り出します。
本作という新たに開かれた扉の先にある“世界で最も有名な赤毛の少女アン・シャーリー”の知られざる幼い時代のエピソードは、今迄のファン層にも十二分にアピールし、また子どもたちにとっては、長く読み継がれてきた名作文学に初めて親しむきっかけとなるでしょう。
広い世代にアンの魅力を余すところなく伝える、良質な物語作りを私たちは目指します。

＜番組概要＞
タイトル：世界名作劇場「こんにちはアン　～Before Green Gables」
原作：バッジ・ウィルソン　Budge Wilson　「Before Green Gables」
　　　　日本語訳：「こんにちはアン」（新潮文庫刊）
話数：３０分　全３９話
放送：２００９年４月５日（日）　BSフジ　１９時３０分より
その他：アニマックス（CSチャンネル）、ブロードバンド配信
製作：日本アニメーション株式会社
公式HP：http://www.nippon-animation.co.jp/before_GG/

＜メインスタッフ＞
監督：谷田部 勝義
　　「ムカムカパラダイス」、「恋するアンジェリーク」、「古代王者恐竜キングDキッズ・アドベンチャー」
シリーズ構成・脚本：島田 満
　　「世界名作劇場シリーズ」、「うっかりペネロペ」
キャラクター原案：佐藤 好春
　　「世界名作劇場シリーズ」、「となりのトトロ」（キャラクターデザイン）、「魔女の宅急便」（原画）
キャラクターデザイン・作画監督：西村 貴世
　　「秒速５センチメートル」（キャラクターデザイン・作画監督）
音楽：高梨 康冶、水谷 広実、藤澤 健至
　　高梨 康冶
　　「NARUTO－ナルト－」（２００２～２００７）、「地球へ…」（２００７）、「地獄少女 三鼎」（２００８）
　　水谷 広実
　　「ドリーム☆アゲイン」（２００７）、「ながされて藍蘭島」（２００７）、「地獄少女 ニ籠」（２００７）
　　藤澤 健至
　　「餓狼伝」（２００５）、「ヤマトナデシコ七変化CDドラマ」（２００７）、「遥かなる時空の中で 夢一夜ステージミュージック」（２００８）


BEFORE GREEN GABLES by Budge Wilson
(C)Budge Wilson, David Macdonald, trustee, and Ruth Macdonald 2008
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